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悲しい別れ

長く何も書かずにいたのは、書けない心境だったからです。

月に一回、精神科に通院していますが。
いつも車を止める有料駐車場の横に、デッドスペース的な空き地があるのです。
たまに人間が草や木をなぎ倒しては放置して・・・を繰り返す、
都会(でもないw)の駅前一等地にぽこんとある約20坪・・・くらいですかねえ。
この空き地、不思議なことに入り口がない!
何故かわかんないのですが、周りが全部有料駐車場のフェンスに囲まれてて、
公的に出入りする場所がないのです。

そんな駅前一等地のオアシス・・・でもないですけど。ただの空き地ですけど。
猫の吹き溜まりなんですね^^。
あたしは月に一回、ここにいてる野良さんと逢えるのが楽しみで、
わざわざ病院に行く前にペットフード買って行ったりして、
ほんの少しずつおすそわけして、あたしはこの子達に元気をもらってたのです。
ご飯をあげてもすぐにがっつきもせず、ものすごい警戒心。
あたしがとおーーーくに離れて、やっと、近づいてくんくん。
「なんも変なもん入ってないよー、食べたらいいよー」
ちっさい声で猫に話しかけてるあたしのほうが変な人です。いいんです。
病院に行く前に空き地をチェックして、猫さんがいてたらご飯を上げて、病院へ。
病院から帰ってきて車を出すときに、上げたご飯がなくなってるのを見て、
ほんの少しこそばゆい感じになって、自然に顔がほころぶ。
大体ご馳走になった猫さんは、遠くからお見送りしてくれる。
「次逢う時まで元気でなー。頑張って生きるんだぞー。」
いっつも、そう声をかけてお別れしてました。

大体、遭遇するのは
茶トラのお父ちゃん
黒猫のお坊ちゃん
三毛猫のお嬢ちゃん
たまに通りすがりの白いおかあちゃん
です。

今月7日、今年初の精神科に行きました。
年末年始は本当に寒くて、雪が毎日の様にちらついていました。
人間でもおうちの中にいてても寒いこの時期に。
空き地のど真ん中で、誰にも看取られることなく、
黒猫のお坊ちゃんが冷たくなっていました。

黒猫オタなあたしなもんですから、やっぱこのお坊ちゃんが好きだったので、
空き地を覗いた瞬間に、ど真ん中に三日月状に横たわってるお坊ちゃんがおかしいのはすぐわかりました。
しかしいかんせんこの空き地は出入り口がない!
もうね、おばさん頑張っちゃったよ。駐車場の金網登りましたよ。
変な人で通報されたら精神科の先生に身請けしてもらおうって思ったくらいw、
こっちは切羽詰まってましたもん。体裁なんて関係なかったっす。

なぎ倒した木や草を寝床にしていたんでしょう。
その中に、ぽつんと。
眼球はまだ残っていましたから、亡くなって日にちはたってないようでした。
虫もわいてなかったし。
丸まって、丸まって。寒かったんでしょうね。
おなかを触ると、おなかと背中がくっつくくらい何も入っていないようでした。
ちょうど年末年始でお店も閉まるし、
いくら駅前とはいえお店が閉まっちゃったらあとは駐車場くらいしかないですから、
おなかが空いて、空いて、寒くて、寒くて、亡くなっちゃったんだろうな・・・。
そう思うと、涙が溢れて止まりませんでした。
ごめんなお坊ちゃん、もうちょっとおばちゃん早く来たらよかったのにな。
あまりに周りから丸見えってのもなんですので、
小さく生い茂った木の下に、丸まったまま横たわらせて、
上から木の葉をかけて目隠ししてあげました。
あたしがお坊ちゃんに出来ることって言ったら、もう、手を合わす事だけでした。

お坊ちゃん。
次、おばちゃんと出会うときは、もっとアピールしておくれね。
もうあんまりにもかわゆいんで、連れて帰っちゃいたくなるくらい、アピールしてね。
またいつか、出逢おうね。
ばいばい。
おやすみ。

遠くで茶トラのお父ちゃんが見守ってました。
お坊ちゃんのお供えにしてあげようかと思ったんだけど、
生きてる子を優先させようと、茶トラのお父ちゃんに全部カリカリをあげました。

精神科で、えらく落ち込んでいるふうだったので、
先生が「何かありましたか?」とたずねてくれました。
今あったことを伝えただけなんだけど・・・涙が止まりませんでした。
「先生、いっつもここに来るときは猫に出逢って元気を分けてもらえるから、好きだったんです。
あたしのココロの中であったかい命の灯火が、1つ消えました。」

病院から帰ってきて、車に戻ると、茶トラのお父ちゃんが待ってくれてました。
ご飯、全部食べてくれてました。
お父ちゃん、ありがと。
また、来月まで元気でな。がんばろーな。
泣きながら帰りました。

野良猫に餌をやる人間がいるから、野良猫が減らないんだとか。
野良猫に餌をやるから自分で餌の取り方がわからなくなって死ぬんだとか。
あたしの行為を散々けなす人はいます。
いいです、けなされるのは慣れています。
そんなことより、野良猫にはたった一食でも満足に食べて、命をつなげて欲しい。
人間って悪いやつばっかりじゃないんだなって。
ちょっと、飼い猫にでもなってやろうかななんて思ってくれませんかね・・・。

その昔、いろんな動物と話が出来るというソロモン王の指輪があったらいいのに、と思います。
自由を犠牲にしてでも、安全で快適で猫を愛してくれる人の元で暮らすほうがいいか。
人間なんか信用できんわい、おれは俺で好きにやらせてもらうぜ、なのか。
野良猫さんの、ココロの声を聞いてみたいです。

にほんブログ村 猫ブログ MIX黒猫へ←なんだか悲しい黒猫記事になってしまいました。すみません。
もうちょっと明るいお話を送りたいのですが、些細な悲しみにココロが凹んでいます・・・。

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チップさん
プロフィール

シュワルツ・カッツ

Author:シュワルツ・カッツ
大阪の専業闘病主婦
PTSDとPDと、免疫不全・アトピー・喘息・金属アレルギー・過敏性腸症候群・・・などなどと日々闘っております。左の卵巣がない(右は謎)。そのせいでホルモンバランスが悪くホルモン剤を継続使用中。

登場猫:CHIP(チップ)
2001年1月8日生まれの現在9歳の雌猫。体重4kg。お母さんはシャム・お父さんは黒猫さん。ペットショップの「貰って下さい」の貼紙で運命の出会いを果たす。三人姉妹の末っ子らしい。基本アタシの猫。人間語を解する。

LOTUS(ロータス)
2007年4月16日(推定)生まれの野良猫。雄。謎の毛並みの中途半端な長さで暑さに弱く寒さに強い。基本主人の猫、ということになっている。体重6kg。得意技は「いや~ん」と泣くこと。シンクと洗濯機と洗面台が好き。何故かドアを器用に開ける。

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